代表者からのメッセージ

サービス強化に向け強い意志を持った人材を求めています

司法書士法人　引地事務所
代表者　引地勝

設立（沿革）～ 10坪の個人事務所からスタート

わたしが25、6歳頃、建築士の仕事をしていた関係で土地家屋調査士の資格を取得しました。しかし、資格を得てこれから仕事をしていこうとしたとき、土地家屋調査士の仕事はダンピングなどが激しく、商売がしにくいことを知り、結局、この資格で仕事をすることはありませんでした。

昭和60年、34歳のとき、それまでの2～3年、「司法書士を受験したいな」と思っていたので、満を持して仕事を辞め、受験勉強に集中することにしました。そして2年頑張って合格することができました。その後、司法書士の事務所で新人として実務研修を1年経験したのち、昭和63年7月に独立して10坪ほどの個人事務所を設立しました。最初はアシスタントが一人いただけでした。（もちろん、）土地家屋調査士の仕事も同時に始めました。

平成6年、仕事も増え、従業員も増えましたので、近くにあった20坪のところに事務所を移転しました。

そこの事務所も従業員18人でいっぱいとなり、平成13年に同じ道路沿いに自社ビルを建てました。これが現在の大宮の本店になります。

平成18年8月には、お客さまから福岡での仕事のご依頼があったため、個人では支店を作ることができないということから法人化に踏み切り、福岡に支店を開くことになりました。

平成25年1月、練馬支店を開設。当初は荒川の東側は本店でカバーできますので、その西側を練馬支店でカバーするつもりでしたが、今の練馬支店では都下が受注の中心になっています。また、この年の5月には、引地事務所のグループとして土地家屋調査士法人「メジャー」を新設しました。

現在～ 勤続10年以上の従業員も多く在籍

グループ全体の従業員数は70人程度です。そのうちパート（アシスタント）は15人ほどになります。今まで独立した方は、司法書士と土地家屋調査士を含めて25人程度です。この業界はもともと腕次第でやっていけるので、独立志向の強い人が多いのですが、うちの事務所の場合、勤続年数10年という従業員は結構いますし、中には勤続24、5年という人もいます。平均年齢は30代半ば。登記の受注件数は1年でおよそ1万3000件程度になります。主な取引先は、設立当初は銀行オンリーでしたが、現在はその銀行は減ってきて、不動産会社、建設会社（ハウスメーカー）にシフトしています。

将来ビジョン～ 生き残りのためサービス強化へ

わたしには近い将来、東京の東部に、もう一つ事務所を作りたいという構想があります。そのために現在、人材を育成しているところです。求人にご応募される皆さまにはぜひ仲間になっていただきたいと願っています。

業務内容に関しては、サービスの強化をさらに図っていこうと考えています。人口の減少に伴い、我々のサービスというのは受注が減る傾向にあります。そんな状況下での生き残りを懸けたサービスの強化というのは手間を省き、作業効率を高め、スピードアップを図ること。そして司法書士と土地家屋調査士の連携を強めて、人件費などの費用面でもカットできるところはカットして、お客さまにアピールしていくことです。

求める人材～ 仕事をやりたいという強い意志が基本

司法書士や土地家屋調査士の仕事をやりたいという“強い意志”を持っている人に来てほしいです。それが第一に求める人材になります。「なんとなく、この業界の仕事をやってみようかな」というような人は長続きしないような気がします。今まで資格を持って入社した方は即戦力としてほぼ問題なく活躍していますので、これらの資格を持っている人が入社してくれるとうれしいです。年齢は問いません。また、資格を持っていなくても構いませんが、やはり最終的には資格を取ってほしいです。数年後、これらの試験にチャレンジするという人は大いに歓迎します。

就活者へ一言メッセージ～ 貢献者には資格取得に向け援助

引地事務所の魅力は一概に「登記」といわれる分野でも幅広い領域を扱っている点にあります。そのため、広範囲の実務を覚え、それが資格取得にも役に立っています。

司法書士なら、例えば３年仕事をやり、仕事が一通り出来るようになって事務所に貢献できている人なら、事務所側としても資格取得に向けて援助を惜しみません。給料は減るかもしれませんが、残業を免除するとか、半日だけ仕事をして帰ってもらうとかして、勉強に集中できる環境づくりをしています。今までそうして資格試験に合格した人は5人います。6人目が今年誕生するかどうかというところです。

一方、土地家屋調査士の仕事はその資格がなくても、それに関連した建設業などに携わり土地家屋調査士の仕事ぶりを見てきた人なら、ほぼ問題ないでしょう。

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